亀田戦判定について


*1ジョー小泉氏が今日付の報知新聞で書いておられます。



この中で採点基準法もキッチリ書かれていますし
独自の「多数決採点方法」の事も書かれています。
(審判が買収されていたら一緒だろうって言う意見もあるだろうけど)
判定に不満のある方はご一読の価値はあるかと…読めるのかな?


読みにくそうなので抜粋





2日の世界戦後、日本は一億総ボクシング評論家と化した感がある。
議論は採点基準に対する正しい知識なく拡大し、空回りしている。
採点基準とは
①有効なクリーンヒット
②攻勢(手数)
③防御技術
④リングジェネラルシップ(試合運びの巧みさ)である。
攻撃の有効度は相手に与えたダメージで判定される。


     (中略)


10-10 互角
10−9 小差
10−8 ダウン1度
10−7 ダウン2度


各ラウンドは独立した採点単位である。
前のラウンドの差の大小にかかわらず、その回の優劣を採点する。
その集積が判定となる。

*2「多数決採点評価法」では
亀田が支配したラウンドは7回、ランダエダは5回
そのうち初回は10-8で2ポイントの差が付いているから114対113で亀田の勝ちとなる。
接戦だったが亀田の中盤の有効度を評価すれば
亀田の勝利と判定できる試合だった、と思う。

*1:ボクシング誌でもっとも権威のある「リング誌」の日本唯一の記者であり国際的マッチメッカーでもあり、トレーナーでもある。

*2:各ラウンド、2人以上の票を取った方をそのラウンドの勝者とする評価法