「4th MEDIA（フォースメディア）対応の大型液晶テレビ欲しい！」

人間ぎらい (新潮文庫)

主人公アルセストと親友フィラントとのやりとり
上辺だけで胸中を隠す社交界の風習を嫌悪するアルセストが
皮肉にも社交界の悪習に染まりきったセリメーヌ未亡人への激しい恋
正直者（バカがつくほど）で不器用なアルセストの生き方を描いた喜劇？
簡単な言葉も大袈裟な言葉で表現していて
なるほど吉本新喜劇の原型と言われるだけの事はあるなと…

現代社会でアルセストのような性格だと間違いなくひきこもりになるなと
物語は17世紀のフランスが舞台だけど現代にも通じる問題でもありますね。
歴史的には大きなうねりが起きる時はバカ正直で真っ直ぐな人間が動かす時が多く
最後は悲劇的結末で終わるのですが…
直情径行的に発言するか、婉曲的に誤魔化し発言するか
裕ちゃん的（だけじゃないけど）に言えば「空気を読めよ！」で終わりですが（笑）

色んなTV番組を見て話を聞いて勉強しましょう（自戒）
ってプレゼント応募企画でした^_^;